
vol.2 エンジニアとしての技術を地域と接続して活かしたい ― 伊藤 大悟 さん
2019年末頃、東京都町田市からIターンで移住。
QWEL.DESIGN (クヴェルデザイン) として、web・システム制作、子どもプログラミング教室等事業を個人で運営。妻は版画ゆうびん舎を運営するおさのなおこ。
当相談室内でも事務局を務め、当サイトのwebマスターも担うが、当相談室の立ち上げを長谷川・松井に促した発起人でもある。
普段はどんなことをされていますか?
フリーランスのwebエンジニアとして仕事をしています。
「フロントエンド開発」という領域が専門なのですが、地方にいると「PCに詳しい人」というイメージが先行して、起動不能になったPCの復旧・データ救出やら、子ども向けのプログラミング教室やら、色々と好きでやる機会が増えました。
DIYも得意 (好き) なので、購入した古民家をリノベーションしたりして、アナログとデジタルを行き来するライフスタイルを楽しんでいます。
夏はサザエ漁、冬は薪ストーブで暖を採る、というのが、都会から来る友人に対する今の暮らしでの一番の自慢です。
どうして国見地区に移住したのですか?
夫婦共にそれぞれ自営業を続けていて、どこでも仕事をできるような職種ではあったので、地方移住については以前から視野にありました。
でも当初は都市部へのアクセスの良い山梨か長野辺りを考えていました。
福井を知ったのは、大学時代の同期だった志野君に、絵描きの妻が壁画制作を依頼されたことがきっかけです。
特に越前海岸エリアの魅力に思ったことは、この相談室の前身的組織であった「越前海岸盛り上げ隊」に、ガラス作家の隊長を始め、クラゲの専門家、旅館・飲食店の経営者など、面白い事業をやっているメンバーがたくさんいたことです。
ここに住めば、自分のエンジニアとしての技術を地域と接続して活かすことができると思って、移住を決めました。
実際に移住してみてどうでしたか?
最初は戸惑うことも多かったですが、今はやりたいことをやれている感じがしていて、満たされています。
それと、海が近いことはもちろんですが、人との距離感が今の自分に合っている気がしています。
暮らしの中で役割を与えられ、それに応えていく中で、色々な信頼関係を構築してきたことが、何よりも誇らしく、今の暮らしを飽きないものにさせてくれています。
空き家ツアーの参加者へ向けて一言
国見への移住は、自然が好きな人ももちろんですが、人との関わりを面倒だと思わない人に向いていると思います。
便利な場所では決してありません。
でも、祭りや地域活動を通して人とのつながりが生まれますし、自分の得意なことを活かせる場面も多いです。
「一緒に暮らしをつくる」ことを楽しめる人には、とても面白い地域だと思います。