
vol.7 地域の人たちと、家族のように暮らす ― 山下 美紀子 さん
2004年頃に結婚を機に国見地区へ移住。
地元の介護施設でケアマネージャーとして働きながら、PTAや体育振興会、文化祭での放送係など、地域活動にも積極的に関与。
普段はどんなことをされていますか?
地元の介護施設「ひびきの家」でケアマネージャーとして働いています。
きっかけは移住してきてから、当時の保育園の園長先生に誘われ、施設が開設した2年後の準初期メンバーとして参加させていただくことになりました。
保育園のそばの施設なので環境として働きやすかったですし、地域の方に紹介され、働く場を与えてもらえたことに、すごくありがたみを感じています。
地域活動にも以前から参加しています。子どもが自立して自分の時間ができたこともありますし、地域の中で自分の立場をきちんとつくっていきたいという思いが、以前からありました。
今の仕事の、どんなところにやりがいを感じますか?
最初は介護という未知の世界でしたが、働きながら資格を取り、今ではこの仕事が好きです。
利用者さんや地域の方から「役に立っている」と思ってもらえていることも嬉しいですね。
仕事を通じて学べることもたくさんあります。地域の人との関わり方や、気をつけなければいけないことなど、これからの人生にも役立つことを学ばせてもらっています。
私自身はどこへ行っても暮らしていける性格なのだとは思っていますが、ここに嫁いできたことも、今の仕事に就いたことも、運命なのかなと思っていて、とても幸せに感じています。
国見での暮らしの、どんなところが好きですか?
私は、都会のように情報がたくさん入ってくる環境よりも、ここでの暮らしが好きです。もちろん便利さでは都会にかないませんが、車を運転できれば、それほど不便だとは感じません。
学校は金沢市のマンモス校に通っていたので、同じ学校でもほかのクラスの子の名前を知らないような環境でした。それに比べると、ここでは人との距離が近いと感じます。
運動会でも、自分の子供の出番がすぐに回ってきますし、地域の行事に見どころがたくさんあります。自分が子どもの頃にはできなかったようなことを、今は地域の子どもたちと一緒に楽しめるのが嬉しいです。運動会のあとには、地域のおじいちゃん、おばあちゃんから、子どもたちの様子や感想を聞くこともあります。
みんなが家族みたいなところが好きですね。
空き家ツアーの参加者へ向けて一言
国見に来たら、魚や野菜、お米など、地元の食べ物をぜひ食べてほしいです。
私は、イカのおいしさにびっくりしました。特別な日に食べるものというより、おいしいものが日常にあるんですよね。そういう暮らしの豊かさを、実際に来て感じてもらえたら嬉しいです。
地域の活動でも、いろいろな人と関わることで新しい発見があります。外から来た人にも、この地域で自分にできることや、やってみたいことを見つけてもらえたらいいなと思います。
私自身は、自分がやりたいと思っていたことを、今ここでできていると感じています。